正嘉2年(1258)、富士市岩本実相寺に向かわれる途次、日蓮聖人は当地に滞在し、「如来堂」という小堂で8日間にわたる津波よけのご祈祷を修められました。
日蓮聖人が8日間の祈祷を終えようとしたとき、お堂の傍らにあった松の梢に光が差し、八大龍王が現れて日蓮聖人に帰依し、当地を津波から護ることを誓ったという伝説があります。
この様子に驚いた当地の有力者山本弥三郎はたちまち日蓮聖人の信者となり、後年私財を投じて「如来堂」を寺に改めました。
日蓮聖人より「八大龍王万年守護山 妙法蓮華経虚空海会寺」という名前をいただき、略して「龍王山 妙海寺」と号します。
初代住職は、中老僧但馬公日實聖人。日蓮聖人の直弟子であり、山本弥三郎の子と伝えられています。
日蓮宗の中でも、日蓮聖人がお若い時期に残された遺跡として珍しく、聖人直筆のご本尊3幅を格護しています。
毎月定額の会費をお布施として納めていただくことで、葬儀年忌(法事)の際、
原則としてお布施をいただかずにお付き合いいただく制度です。
寺に対して一時に多額のお金をご用意いただく場面がなくなります。
お金の面が明瞭になり、安心してお寺とお付き合いいただけると考えています。
また、従来の檀家さんに年間定期的に納めていただいてきた
「盆暮れ彼岸の供養料」や「護持会費」も会費に含まれます。
お墓についても、当方が指定する区画であれば、墓地料も不要になります。
詳しくは面談の上ご説明いたします。
境内は、街中にある異空間をめざし、
木に囲まれた環境を意識して整備しています。
管理された雑木林を作りたいと考えています。
境内にお入りいただいたときに、京都のお寺の
立派な庭園とはちがう、感覚的な懐かしさを
感じていただきたいと思っています。
本堂は「本師堂」を略したことばで、
仏様(当方の場合は久遠のお釈迦様)の
お住まいを指すことばです。
妙海寺の本堂は建物2階にございます。
本堂内は段差が無く設計されております。
本堂内では年中行事のほか、
通夜・葬儀・年忌(法事)を行います。
妙海寺の特色として、本堂の持つ暗さを活かし、
ロウソクの照明を主に法要を行っています。
1階客殿が待合室兼会食室になっています。
※会食されるときは事前予約と使用料(志納金)
が必要になります。
妙海寺では、檀家さんの通夜葬儀の儀式を
本堂で執り行うことができます。
通夜振る舞いや葬儀後の精進落としは、
1階客殿で執り行うことができます。
通夜葬儀の際、本堂や客殿の使用料金は不要です。
原則として、通夜葬儀の際の故人の祭壇は、
寺の設備をそのまま使用していただきます。
祭壇を葬儀社さんから借りる必要がありませんので、
費用の軽減になるはずです。
御札販売についてのご案内です。
12月1日~12月31日までの注文となります。
お守り型札
1,000円
紙の札
1,000円
木の札 自立型
2,000円
木の札
(小) 3,000円
(中) 10,000円
(大) 50,000円
JR沼津駅より徒歩15分
※法要中は本堂への立入りができません
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